勝手にクラウドファンディング　まだＯＫ

●りんご・ぶどう農家にお支払いしました

りんご・ぶどう農家は、秋の収穫物が採れて、
販売するまで、お金が入りません。
　
一方で、燃料代や肥料、農薬、その他の資材などに
経費はかかり、出ていく一方です。

しかも、今年はいろいろ値上がり中です。

そのうえ、農協に売れば相場での買い取りとなるので、
自分で値決めができません。
さらに、りんごでは11月のふじが物量としては一番多いのに、
お金が入るのは3月になってからという遅さです。
　
私が農家から買い取る量はまだまだ微力ですが、
農家の決めた価格で買います。
お金はすぐに払います。
　
まだ、りんごもぶどうもなってないこの時期でも
集まったお金、先に払いますということで、
先日、仕入れ代金としてお支払いしました。
　

農家としては、いくらになるのかわからないのに、
農作業を秋まで続けている。
　
これが、このあたりの果樹農家の現状です。
　
　
農家を応援する、というようなカッコいいことは、
当初考えていなかったんですが、
結果として応援になってます。
　
　
なので、農家としては、
桜井さんに売った方がまだマシなんて声も
あります。

●今年も霜がきた

5月の上旬にりんごの花が咲いてから、
寒さがきて、
霜注意報の放送が何回も流れていました。
　
　
朝の散歩時に会った農家からは、
大丈夫とききましたが、
先日、畑で聞いたらやっぱりやられたといいます。

りんごの花は5－6個まとめて咲きますが、
霜にやられて中心花が茶色くなったものは、
もう、りんごになりません。

中心部でない花を残すと、
斜めのりんごになってしまいます。

5－6個まとまって、全部茶色くなった塊もあります。
　
数センチ離れて、
健全に育っているりんごの赤ちゃんもあります。

果実にサビというあざがつくならマシなほうで、
まったくならない花もけっこうあります。

それでも、去年よりはまだマシな感じです。
（私の感想）

5月中は、まだ寒い日もありますので、
注意が必要です。

霜注意報が出た時は、
昔は古タイヤを燃やして畑を温めましたが、
いまは黒煙がでるため禁止され、
煙のでない資材を燃やします。

それがけっこう高くて、
10アール（300坪）あたり3－4万円かかるといいます。

一般、家庭でいえば、
捨ててしまうゴミ袋にお金使う感じです。

霜に当たってサビ果となったりんごは、よくてジュース用ですが、
なっただけ、まだマシといったところです。↓↓↓

●山ノ内町のこと

山ノ内町は、長野県内でも北の方にあり新潟県に近く、
りんごやぶどうの畑は標高500－700メートルくらいにあります。

だから、長野県の地図では北のほうで上（上空）の方です。

スカイツリー（634メートル）のてっぺんくらいです。

そんなところでとれるりんご、特にふじは、

高く評価されており、

旧志賀高原農協の箱は昨年10キロ約30個、9,700円でした。

おなじＪＡながの管内でも標高の低い中野市から長野市にかけての
りんごは5,000円程度の値段でした。

値段が高いほど美味しいかというと、
味、食感は好みなので、
高く評価されているという表現にします。

ただ、お隣り、中野市の農協の方が、
山ノ内のりんごは日本一だというくらいですから、
相当いい線いってるとはいえるでしょう。

●世界でここだけ、温泉猿　

山ノ内町の世界的スポットは、温泉に入る猿で、
りんご畑よりさらに上の、
標高850メートル付近で暮らしています。

さらに、その上に登ると、スキー場で有名な志賀高原となります。

スキー場の雪解け湿地では、
今頃から1か月以上にわたりミズバショウが見頃です。

そしてこの雪解け水が麓の果樹園を潤します。

●勝手にクラウドファンディングとは

この時期に、2万円コース、3万円コースを
お申込みいただければ、
諸物価値上がり中ですが、
去年の値段でＯＫです、と
農家と連絡とりながら、
応援者を募集しています。

金額分のお買い物券（権利）を買うような感じです。
8月下旬から随時りんごやぶどうを
送ります。

毎月、自動的に届くわけでなく、
連絡とりながら送ります。
　
なので、今週はいただきものの梨があるから要らない、
とか、
年末になるとみかんやりんごほかからもらって、
冷蔵庫パンパンだったりするので、
その時の状況で
送る送らないを決めていきます。
　

とはいえ、それぞれのりんごの旬は、
いいとこ10日程度なので、
それをすぎると、
前の旬のりんご欲しいといっても
ありませんのでご注意ください。

個々のりんごやぶどうの旬や値段、写真は以下のとおりなので、
だいたいの、あたりをつけておいてください。

ただし、シャインマスカットだけは、昨年価格で送れるのは、
ひと箱のみでお願いします。
ふた箱目も注文可能ですが、そのときの価格（時価）になります。

ぶどうの単位は、2キロ（3－4房）、4キロ（6－8房）です。

りんごは、5キロ約15個で送料込み3,600円、10キロ約30個送料込み5,100円です。
基本的に自家用で、贈答用ではありませんので、
ありあわせの箱でおくります。
2か所送りも対応いたします。
　

シナノリップとつがるだけは、まだ暑い時期なので、
3キロ（約9個）で送ります。

●お申込み、お支払方法：銀行振り込み

メッセンジャーまたは、下記公式ラインにてお申し込みください。
振込口座を折り返し連絡します。

●みゆきのりんご公式ライン

こちらにご登録いただくと、よりお気軽に連絡できます。

時期ごとに旬の情報をお届けします。

https://lin.ee/bACUu08v

りんご　　8月下旬から12月

りんごは、基本的に自家用です。

5キロ約15個で送料込み3,600円、10キロは約30個で5,100円です。

箱は、ありあわせの箱で送ります。

シナノリップとつがるは、暑い時期なので3キロ約9個で送ります。送料込み3,000円。

シナノリップ　　8月下旬

夏の間、ずっとりんごがない状態にやっと、でてくるその年初のりんごです。

パリパリ、ジューシー、赤紫色の縦じまの入ったりんごです。

長野県果樹試験場で、千秋×シナノレッドにより生まれた。

つがる　　9月上旬

ゴールデンデリシャス×紅玉により生まれた品種です。

明るい赤の果皮がいかにもうまそう。

さわやなか酸味が特徴のりんごです。

切り口は真っ白な見た目が印象的。

ですが、当たり外れが激しいりんごなので、
いままでは、紹介せずにいました。

昨年、初めてNさんさのつがる食べたら、
これならイケると判断し紹介しました。

とにかく収穫してからすぐに食べるのをお勧めします。

そんなこと言われても、フツーはかなわないので、

あらかじめ、収穫日を聞いてから、

注文取ります。

まだ暑い時期なので3キロ約9個で送ります。

シナノドルチェ　9月中旬

ドルチェはイタリア語で、デザートの意味です。

命名は、当時の長野県知事、田中康夫氏。

長野生まれの品種ですが、ほとんど出回りません。

やや縦長の果形で、さわやな酸味と甘みのバランスがいいりんごです。

ゴールデンデリシャスと千秋の掛け合わせ。

秋映（あきばえ）9月中旬

長野県中野市の農家、小田切さんの開発した品種。

ながのりんご三兄弟の長男坊。

見た目は真っ黒なりんごですが、

硬めの果実と酸味と甘みのバランスがいいりんごです。

千秋×つがるです。

シナノスイート　10月上旬

長野県果樹試験場生まれの酸味の少ない品種です。

現在も生産量の多い二大巨頭、ふじとつがるの交配品種。

鮮やかな赤い果皮がいかにも絵にかいたような見た目のりんごです。

りんごのおいしさは、糖度と酸度のバランス、糖酸比が目安ですが、
酸味が少ないため、当初は評価が低かったと言います。

名前の通り、信濃のスイーツです。

信州りんご三兄弟の次男坊。

シナノゴールド　10月下旬

明るい黄色の果皮が特徴のりんごです。

なしのような食感のシャリ感が特徴。

果実の硬さとほどよい酸味がうまさの秘密。

ゴールデンデリシャスと千秋の掛け合わせ。

信州りんご三兄弟の末っ子です。

ジョナゴールド　10月下旬

鮮やかな赤い皮はいかにも食欲をそそります。

おまけに、りんご自身から出るワックスでテカテカしてるので、
あとからワックス処理してるんでは、
と間違えられます。

日本のりんごでは、ワックス処理はありません。
りんご自身から出るものです。

ワックス不使用なんて、うたってる広告みますが、
日本中のりんごがそうであり、
特別なものではありません。

そういう広告にだまされないでください。

先行するシナノスイートに比べると、
酸味と硬さがあって、

私も好きなりんごです。

全国的には岩手県江刺市のジョナゴールドが
超有名ですが、
長野県での生産量は少ないので、
長野産ジョナゴールドはレアものです。

ぐんま名月　11月上旬

名前の通り、群馬県で育成された品種です。

黄色いりんごとしては珍しい蜜入りです。

果皮は黄色がベースですが、紅が入るのが特徴。

酸味が少なく、甘みが強いせいか女性に大人気の品種です。

長野の人からは、プライドからか単に「名月」と呼ばれることが多いです。

あかぎ×ふじから生まれました。

ほぼ蜜入りふじ　11月下旬から

国光×デリシャスでにより生まれた。

青森県藤崎町にあった農林省園芸試験場東北支場生まれ。

日本のりんごの約6割を占めるほどの人気品種。

青森県では収穫開始が11月5日ですが、
長野県山ノ内町では11月15日ごろから、収穫が始まり、
雪の降る11月下旬になってもまだなってる畑が多くみられます。

この寒さが、蜜入りの秘訣だといわれます。

蜜入り100％とは、保証はできませんが、
かなりの確率で蜜入りとなります。

いろんなりんごを食べてきて、

最後に登場するのがふじで、
すべてのりんごがふじの軍門に下る、
といった感じでその年の締めとなります。

翌年の1月いっぱいくらいまで、おいしくいただけます。

2月になると、入っていた蜜も果肉に溶けだし、
見た目は蜜なしりんごになってしまいます。

※ふじとサンふじのこと

サンふじは、袋掛けしない栽培方法でつくったふじという品種の全農長野（農協の上部団体）
による登録商標です。

ふじは、その昔、一つ一つのりんごに袋掛けしていましたが、
袋掛けしないほうが太陽の光を浴びておいしいとわかってから、
長野県ではいまはほとんどが、袋掛けなしの栽培です。

袋掛けしたふじは、青森県の一部だけです。

サンは太陽のサン（SUN）からです。

品種名としては「ふじ」で、私は農家から直接買い込むため、
農協を通らないので「ふじ」と呼んでいます。

なかには、袋掛けしたものが「ふじ」、袋掛けしないのが「サンふじ」と
書いている記事もみかけますが、
両方とも、品種名はふじです。

ぶどう

シャインマスカット　　10月上旬から11月上旬

とくに説明の必要はないほど
大人気の品種です。

山ノ内町では、露地栽培なので、
10月上旬からの収穫となり、
日本でも一番遅く出てくるシャインマスカットかもしれません。

まさに、しんがり、王者が一番あとから出てくる感じです。

こちらの道の駅では、農協にだせないちょっと小ぶりなだけの
訳アリ品が安いので、私はぜんぜん高級だと知りませんでした。

ところが、あるとき、りんごのお客様に、
シャインマスカットもあるよー、
試しに送ったら、

その年、いろんな産地のシャインマスカットを食べたその方が、
山ノ内産が一番うまいと言ってくれたので、
取り扱いを開始した次第です。

注文受けてから収穫するので、

基本的に朝採りで当日発送します。

ぶどうは、訳あり品など、出せないと農家はいいますので、
そのまま贈答品レベルです。

農家から直送します。

2キロ（3－4房）4,600円、関東送料1,100円

4キロ（6－8房）9,000円、関東送料1,100円

ナガノパープル　　9月中旬

長野県果樹試験場生まれの品種です。

名前の通り、紫のぶどうで、

種無し、皮ごと食べれる、

だから、巨峰と違って、手がベタベタにならない。

したがって、子供がいる家ではすぐなくなる、

と評判です。

2キロ（3－4房）4,400円、関東送料1,100円

4キロ（6－8房）8,700円、関東送料1,100円

その他の商品

るり子さんのりんごジュース

りんごジュースのこといろいろ調べてみると、
100％（ストレート）とか表示しながら、防腐剤や酸化防止剤（ビタミンC）が
入っている例があります。
少しでも、ジュース以外のものが入っていたら、
それは100％（ストレート）とは、言わんだろーと、
私は思うのですが、
5％以下の混ぜ物は100％ジュースと表示していい、
とギョーカイで決めているそうです。

別に防腐剤や酸化防止剤が危険だとあおる気はありませんので、
表示だけの問題です。

このりんごジュースは、ホントにジュースだけ100％です。

しかも、3種類3本のセットです。

品種はふじ、つがる、ジョナゴールド・世界一・シナノスイートの混合です。

それぞれの味をお楽しみいただけます。

価格は3本セット　3,500円、6本セット6,000円

山ノ内産特別栽培米　「雪白舞」

特別栽培米というのは、長野県の慣行栽培という標準的な栽培方法に比べて、
化学農薬の使用量が半分以下の栽培でつくったお米です。

高原のきれいな空気と、志賀高原からの清流で育ったお米です。

町内の温泉旅館でも、提供されているお米で、
コンクールでは、数年にわたり、金賞など上位に
ランクインしてます。

ただ、お米は、りんごやぶどうと違って、

「炊く」という操作を加えてから食べるので、

水や釜にもできるだけ注意を払って食べていただきたい逸品です。

旅館で食べておいしいからといって、

道の駅で買って、東京のまずい水で炊いたら、

違った、という現象がしばしば起こっているようです。

価格は、2キロ　送料込み2,500円、5キロ送料込み4,500円です。

まとめ

以上、いろいろ書きましたが、
お早めに、2万円、3万円お振込みの方には、
諸物価値上がり中のところですが、
昨年価格でりんごやぶどうをお送りします、という企画です。

品物は、自動的に届きませんので、
相談しながら送ります。

お申し込みは、こちらのみゆきりんご公式ラインから、

お支払いは銀行振り込みでお願いします。

https://lin.ee/bACUu08v

お申込みラインに、振込先をお知らせします。