おいしいりんごをおいしく食べてもらいたい

りんごは現地で買って、現地で食べるのが一番ウマイ!

あいかの香り
あいかの香り

いま、管理人は長野県山ノ内町に住んでいます。

山ノ内町は、高級りんごの産地として一部の人には知られています。

こちらで購入できるりんごは1個100円レベルでも

シャキシャキでジューシー、ナイフ入れた瞬間、

当たり、と感じるりんごがほとんどです。

フツーのりんごは、なぜうまくない?パサパサ、ボソボソ

ところが、通常の流通ルートでは、以下のように常温で

何日も置かれると、美味しいりんごもボケてしまいます。

農家(収穫)⇒農協⇒卸売市場⇒スーパー   ここまでで3日

さらに、スーパーに着いてから、お客様が手にするまでに

何日たっているか、わからない状態です。

りんごの旬は秋からですが、都会ではまだまだ日中は暖かい日が続きます。

収穫してから冷蔵状態で管理されればいいのですが、ほとんど常温でしょう。

そして、いちばん晩生のふじが出てくる頃は
11月下旬から12月で長野では相当寒くなっています。

ところが、都会では暖房が入り始めるので、
やはりりんごは暖かい環境に置かれます。

一部の高級果物店では、さすがに冷蔵状態で陳列されていますが、

一般のスーパーでは、まず、常温から暖房下に置かれます。

このような管理状態では、おいしいりんごとして長野を出発しても、

お客様の手にわたるころには完全にボケてしまっています。

農協の婦人部で都会のスーパーを見学に行った女性が言ってました。

「自分の育てた娘が変わり果てた状態で売られていて、悲しくなった。」

りんごは冷蔵庫で保管して

こちらのサイトから、りんごを購入された方は、

ぜひ、りんごが届いたらすぐにビニール袋に入れて冷蔵庫で保管してください。

りんごを送った友達から、箱を開けたら、りんごのいい香りが、

プウ~んと匂ってきました~、と喜びのメールいただきますが、

それだけ、りんごのおいしさ成分が抜けている証拠なのです!! 
たった1日で。

おいしいりんごのおいしい食べ方

30度くらいに切るとおいしい
30度くらいに切るとおいしい

りんごを切るときは、だいたい4分割してさらに
半分ずつに切ること多くありませんか?
角度でいうと45度ですね。

ところが、最初の90度に切ったあと、3分割、
およそ30度くらいに

切るとおいしく感じます。

ぜひ、やってみてくださいネ。

これは、ブランデーグラスやワイングラスが薄くて、
上にいくほど狭くなっていることと関係ある、ような気がしています。

グラス内にたまったお酒の香りを鼻で味わいながら少しずつ口に入れ、
口に入ったお酒の香りがが鼻に抜けて、鼻に直接入った香りと混ざり合って
美味しく感じる、ように設計されている、ように。

いっぽう、ビールの場合は、ジョッキのガラスは厚くても、
グビッとたくさん口に入れるから、それでいい、
いや、厚くないとダメなのかもしれません。

まあ、薄いグラスで飲んでもビールはウマイですけどね(笑)。