ぶどうの花、見たことある?20210613
ぶどうの花
まるで、歯ブラシのようです。
将来、一粒一粒となる小さい花が咲きます。
標高の高い畑では、
こちらの畑は、標高619mくらいです。
こんな感じで、まだ、少し咲きはじめたばかりです。
これは巨峰です。
シャインマスカットは巨峰より1週間くらいあとになります。
この畑では、房切りといって、なりすぎたぶどうの赤ちゃんを間引きする作業が
えんえんと続きます。
夫婦二人で、ずっと上を見ながらの大変な作業が続きます。
愛情いっぱい注いでの作業とか、はたからみてると、
言いたくなりますが、たぶん、やってる本人たちは、
早く終わらんかな、終わったら温泉入ってビールだ~、とか
思ってるんじゃないでしょうか?
このあたりの感覚は、子育てに似ているかもしれませんね。
子供には愛情あるけど、早くしろ!とか言いたくなりますよね。
標高の低い畑では、
この畑は、標高562mくらいです。
植物ホルモンのジベレリンという液体に、
花が咲き終わったばかりの房を一つ一つ漬けていきます。
終わった房には、赤いクリップをつけて、二度漬けしないようにします。
残ったクリップから、終わった数を数えます。
10アール(1000平米)あたり、4000房になるように
調整します。
ひと房あたり、50粒くらいになるように間引きして、
もう少し大きくなったら35粒くらいなるように
また間引きします。
ずっと上を見ながら・・・
この容器の液に、ひと房ひと房漬けていきます。
さらに10日後くらいに、2回目を行います。
これによって、種なしぶどうになります。
収獲は
巨峰が9月半ば、シャインマスカットは9月下旬からです。
お楽しみに。
では、また
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