りんごの花が満開になりました
2021年5月2日、
長野県山ノ内町、
志賀高原の麓、湯田中温泉の近く、
標高666メートルくらいの
Yさんのりんご畑からです。
りんごの花は、5-6個かたまって咲きます。
つぼみは、ピンクで開くと白くなります。
例年だと、5月連休後に満開となりますが、
今年は一週間くらい早めです。
りんごは、桜と同じバラ科ですが、
ソメイヨシノと違って、
葉っぱが先に出てから花が咲くので、
桜ほどの華やかさはないかもしれません。
ふじの花は、白っぽくて、
収穫は11月下旬からです。
ピンクの濃い花はたぶん、つがる、
で収穫は9月上旬です。
りんごの場合、
同じ種類の花粉がめしべについても、
りんご果実になりません。
なので、
ふじのめしべにつがるの花粉をつけたりします。
りんごの食べる部分は、
花托(かたく)といって、
ふじの花托は、ふじのりんごになります。
ふじのめしべにつがるの花粉がついて、
別の品種になるのは種であって、
食べる部分には影響しません。
ふじの果実から採れる種は、
普通は、ふじにはならない、
といわれます。
同じ両親から生まれた兄弟でも、
性格や血液型が違うようなイメージです。
これから、摘花作業といって、
花を摘んで、5-6個のうちから
一つにする膨大な作業を通して、
よいりんごがなるように、
仕向けて行きます。
農業高校教員免許を持つ私からの
説明でした。
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