【 「デコポン」秘話3 デコポンはかんきつか、みかんか?】2021年3月8日

【 「デコポン」秘話3 デコポンはかんきつか、みかんか?】2021年3月8日

◆みかんは、かんきつ、でない?

一般には、かんきつといえば、常緑樹で、
黄色からそれこそオレンジ色の丸い果実をいうことが多いでしょう。
かんきつの一部がみかん、だと。

ところが、「かんきつ(みかんを除く)」と「みかん」とを
きっちり分けて考える分野があるのです。

それは、私が30年以上も勤務していた農薬業界です。

農薬は、作物ごとに、収穫前までの使用期限が決まっています。

そこで、同じ農薬でこんな表記があります。

「みかん」:収穫7日前まで 

「かんきつ(みかんを除く)」:収穫45日前まで 

これは、「みかん」は皮を食べないため、
皮に残留農薬が少しあっても収穫7日前まで使えます、
という意味です。

「かんきつ(みかんを除く)」は、レモンやきんかん、など
皮も食べることを前提にしている果実や、
マーマレードなど皮を含めた加工品になることも
想定している果実はかんきつとなり、
皮への残留が多いと困りますので、
使用できるのは収穫45日前までです、という意味です。

農水省では、この一覧表をオープンにしおり、
デコポンは不知火のみで、かんきつ欄に載ってます。

ひのゆたかという品種はまだ載ってません。

ひのゆたかは、不知火の親戚ですから、
みかんではなく、かんきつと解釈するのが自然でしょう。

ひのゆたか
ひのゆたか

似たような話は大豆とえだまめ、
とうもろこしとスイートコーンなどあります。

◆デコポンは登録商標

「デコポン」は、熊本果実連の登録商標で、
関係する農協で1個1個センサーを通って合格したものだけが
「デコポン」になります。
作物としての品種名は、不知火(しらぬひ)や、
肥の豊(ひのゆたか)などがあります。
ここまで、何回も書いている通りです。

さて、農協を通さないで訳ありの不知火(しらぬひ)や
肥の豊(ひのゆたか)について、
肥後ポンとか、デコみかんとか表示している例が
楽天などではみられます。

◆不知火や肥の豊はかんきつか、みかんか、?

デコポンになれなかった不知火や肥の豊は
デコみかんであって、みかんではない、
という言い訳もできますが、
紛らわしいので、この名前はよろしくないな、
と思います。

みかんだと信じて、
かんきつに対して、上のような農薬を収穫前45日をすぎて、
30日前や8日前に使ってはいけませんから。

私もデコみかんと表記してましたが、やめにします。

◆訳あり、肥の豊(ひのゆたか)、好評販売中!!

◆お値段熊本直送 10キロ約40個 5,800円送料込み

◆ご注文方法メッセージにて、送り先を教えてください。
リピーターさんなら、いつものところ、でOK。

◆支払方法銀行振込 振込口座を後ほどご連絡します。最後までお読みいただきありがとうございます。