【　デコポン秘話　１　木になっている「デコポン」はない　】2021年3月2日

「デコポン」は熊本果実連の登録商標です。
この名称を使えるのは、日園連傘下の農協だけで、
その農協で1個1個センサーを通って、
合格したものだけが「デコポン」に「なる」のです。

したがって、木になっている間は、「デコポン」ではありません。

品種名：不知火（しらぬひ）が、いままでは、
多かったようで、原産地熊本県以外でも使用が許され、
広島産「デコポン」や愛媛産「デコポン」などもあります。

でも、不知火の改良品種で、
「ひのゆたか」：不知火×マーコットが熊本県で開発され、
こちらは、今のところ、熊本産だけです。

この品種も、上記農協でセンサーを通って、
合格すれば「デコポン」になりえます。

現在、私が扱っている果実は、
品種名：ひのゆたかで、農協のセンサーを通っていないものなので
「デコポン」では、ありません。

が、「デコポン」になる果実と同じ生産者、
同じ畑、同じ木になっていたものです。

　
みゆきのアウトレットデコみかん、ひのゆたか、です。

何人かのお客様に試食していただいたところ、
「美味しい」と評判です。

※「デコポン」になる品種は、ほかにもありますが、ネット上の情報は入り乱れており、本家本元に確認する必要があります。

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